2017年7月11日火曜日

◯『 “広報に必要なもの” ってなんですか?』

久しぶりの更新。

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【前回のまとめ】
“広報”とは?…“嘘をつかず、みんなと仲良く楽しい関係性を作る活動” 
◯“広報” の先には『人』がいる、必ず『人』を意識しなければならない。
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前回は『そもそも広報って何ですか?』という、みんな案外知ってそうで知らない「問い」を投げかけてみた。


みなさんはスムーズに答えが出ただろうか。


多くの人が答える【広報=多くの人に知らせる】というようなイメージと、【広報=嘘をつかず、みんなと仲良く楽しい関係性を作る活動とでは、次にとる行動が変わってくるとなんとなく感じていただけただろうか。


今回のタイトルにもした
“広報に必要なもの” ってなんですか?

今日はこの『広報』に必要不可欠なものについて書いていこう。

ヒントは前回のまとめから答えはズバリである。




コミュニケーション』。




まず、ここでコミュニケーションとは何か?と書いておく。


今回はコミュニケーションという言葉が大量に出てくる。それほど “広報” にはコミュニケーションがめちゃめちゃ大切ということだ。

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コミュニケーション
言語,身ぶり,画像などの物質的記号媒介手段とした精神的交流のこと。
(出典:コトバンク)
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実はこの【コミュニケーションには2つのモデルが存在する。


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1WAYコミュニケーション
情報の送り手が情報の受け手に一方的に情報を送る。メッセージを伝えるだけ。

2WAYコミュニケーション
情報の送り手と情報の受け手がお互いに情報をキャッチボールする。情報のやり取りの双方向性が強調される。
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上記に書いた1つめの『1WAYコミュニケーション モデル』は実際の生きていく上ではコミュニケーションとして機能しない。なぜなら一方的に情報を送っても相手に無視されたらその情報は伝わらないで終わる。


例えばあなたがおなかを空かせていたとしよう。

1WAYコミュニケーション モデル
あなた 『おなかすいた〜』
相手  『…』

【2WAYコミュニケーション モデル
あなた 『おなかすいた〜何か食べるものある?』
相手  『プリン冷蔵庫にあるから食べなよ。』
あなた 『ありがとう!』
相手  『ここのプリンおいしいよ。ケーキもおいしいから今度行こうよ』


特に今の仕事を通して行政やNPOは、広報の観点から見て1WAYコミュニケーション モデル』が本当に多いなあと思う。


行政で言う『お知らせ広報』その情報を必要とする人がいれば機能する。しかしそうでない人の行動を変えるのは『お知らせ広報』だけではだめだ。


やはりこれからは行政やNPOの広報も2WAYコミュニケーション モデルがメインとなろう。ではなくメインでなくてはならない。

次回はコミュニケーション』の考え方をもう少し深く書こうと思う。

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【今回のまとめ】
◯これからの行政・NPOの広報は情報を伝えたい相手とキャッチボールをする2WAYコミュニケーション モデルがメインになる。
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